「播磨漁具研究所」「古今東西名品珍品」「１４」ページ

■Pflueger-SUMMITです。1940年代或いはそれ以前に製造されたSUMMIT-No.1993の初期型と想像されます。数々のSUMMITを手掛けてきましたが、シャンパンゴールド風のめっき仕上は初めて手にするものです。通常の1993は真鍮にニッケルシルバーめっきされたものがほとんどです。その色の違いが分かるように1993を一緒に撮影しました。
■フレーム全体に綺麗な模様が刻印された「SUMMIT」の意味が示す通り、Pfluegerの頂上アイテムです。特にこの個体はアメ色の丸みを帯びたハンドルノブを装備し、非常に限定的個数しか流通しなかったと思われ、Pfluegerのリールに詳しいコレクター諸氏でも珍しがると思われます。右カップ内側にはPAT関係の番号がズラズラと刻印されています。